TZAAR

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TZAAR
GIPFプロジェクトというアブストラクトゲームプロジェクトの最後のゲーム。
本当はこのプロジェクトの二番目に出たTAMSKというゲームの焼き直し。
運の要素の入る余地のないGIPFプロジェクトのアブストラクトゲームにおいてTAMSKは砂時計を使うという、運ではないけどアブストラクトとはちょっと違った感じのゲーム。
割と評価は高いが作者はあまり気に入らなかったみたいで、あとになって「TAMSKはやっぱなし、TZAAR出すからこれをTAMSKの代わりにしてね」って感じで発表された。

ルールはおそらくGIPFプロジェクトの中で一番単純。

各プレイヤー自分の色を決めてその色の駒を担当する。
駒は3種類あってそれぞれ個数が違うが、動き方や強さは全て同じ。
自分の駒の一種類が全てゲームから除外されると負けになる。

初期配置はボードに書かれてる線の交点に駒をランダムに配置して完了(点対称に決められた形に置いたり、トーナメントルールだと交互にボードに駒を配置してゆく)。
最初の手番だけ特殊な手番で、自分の駒1つを行動範囲内の相手の駒があるマスに移動させ、そこにあった相手の駒を除外する。
行動範囲は後ほど説明。
次からは交互に手番が進んでゆく。
手番は2段階に分かれていて、1段階目では必ず相手の駒を除外しないといけない。これができないとゲームに負けることになる。
自分の駒1つを行動範囲内の相手の駒があるマスに移動させ、そこにあった相手の駒をを除外する。
最初の手番の説明と全く同じだ…
行動範囲は以下の通りで

黒の駒の行動範囲

黒の駒の行動範囲


駒の直線上にある空白のマスを飛ばした先の最も近い駒のあるマスが行動範囲になる。

手番の2段階目は

  • もう一度相手の駒を除外する
  • 自分の駒をスタックする
  • パス

  • の3つの行動のどれかを行う。

    自分の駒ををスタックするというのは行動範囲内のマスの自分の駒があるマスに駒を動かし、駒を重ねる事
    スタックされた駒はスタックされてない駒よりも強くなり、スタックされてない駒ではスタックされた駒を除外することができなくなる。
    つまりスタックされたコマの数がそのスタックの強さとなり、相手の駒(スタックされた駒)を除外するときは同じかそれより強い駒でしか除外することができない。
    また、スタックされた駒は一番上の種類の駒とみなされ、そのスタックの中にどんな駒が含まれていてもそれらは無視される。

    このようにして手番を繰り返してゆき、

  • 相手の駒一種類を全て除外する
  • 相手の1段階目の行動を行えなくする

  • どちらかの条件を満たせば勝ちになる。

    シンプルにして奥が深い。
    3種類の駒の数を変えることで、「ゲームの初めに何をして良いのかわからない」という状況をなくし、「とりあえず一番数の少ない種類のコマを除外してゆく」という当面の目標を立てさせることで開始時のゲームの見通しが良くなっている。
    駒がどんどん除外されてゆき行動範囲が強制的に狭まってゆくので収束も早く、1ゲーム15〜30分で終わる。
    めっちゃ楽しい。

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    3件のコメント on “TZAAR”

    1. […] 敵の駒をとって、敵の1種類の駒を全て取れば勝ちです。 詳細はこちら。 […]

    2. […] 以前紹介したTZAARと同じGIPFプロジェクトのゲーム。こちらはGIPF、TZAAR(TAMSK)、に続き第3段のZERTZ。 […]

    3. […] 簡単に遊べることができるシンプルなルール、相手の手の読みやすさにより、誰でも楽しめるアブストラクトゲーム。GIPFシリーズで最も好きなゲーム。ルールはairtoxinが前に書いていたのをどうぞ。→こちら […]


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