Triangular
投稿日: 2015/12/09 カテゴリー: アブストラクト, ボードゲーム, 全投稿 | Tags: アブストラクトゲーム, ボードゲーム, boardgame, triangle 1件のコメントこの記事は、ボドゲ紹介 Advent Calendar 2015 の10日目の記事です。
三角がいっぱい。流行りの三角形。
今回紹介するのはTriangularというゲームです。本当はGIPFのDVONNとかを紹介したかったのですが時間がないのでとりあえず…。いつかGIPFのやつ全部紹介したいです。
で、Triangularですが、超ドマイナーゲームです。すみません。見た目の通り、2人用アブストラクトで、それぞれのプレイヤーが黄色か灰色を担当し、交互にタイルを置いて三角形を作ると得点というゲームです。
セットアップ
赤色の三角タイルを場に置き、各プレイヤーは黄色か灰色の三角タイルをすべて受け取ります。
ゲーム進行
スタートプレイヤーから手番を順番に行います。
自分の手番になったら自色のタイルを場のタイルと辺が接するように起き、得点計算を行います。
タイルは各色24枚あり、両プレイヤーとも全て配置し終わったらゲーム終了で、得点の高いほうが勝ちです。
ベリーシンプル。
得点計算
プレイヤーがタイルを置いたタイルを頂点の1つとし、残り2つの頂点もそのプレイヤーの色の三角形が完成したら、その辺の長さの分だけ得点します。
プレイヤーがこの手番にピンクになってる灰三角を置いたならば、それを頂点とする3タイル分の三角形が完成したので、3点貰えます。写真の通り、完成した三角系の内部が全て埋まっている必要はありません。
2つの三角形が同時に完成した場合は、片方の三角形がもう片方の三角形を完全に内包する形の場合は大きい方の三角形からしか得点が発生しません。そうでない場合はどちらの三角形からも得点が発生します。
ゲームには関係ないですが、この得点ボード(ペーパー?)、0コインを置いた状態で始まり、両プレイヤーの相対的な点数差を記録します。黄プレイヤーが得点したら+方向へ、灰プレイヤーが得点したら-方向へコインを動かす感じです。
僕はこのゲームで初めてこのシステムを見たのですが、コンポーネントをシンプルに保てて良いな―と思いました。もっと流行ってもいいと思う。
サドンデス
どちらのプレイヤーが赤三角を頂点の1つとした三角を完成させた場合、直ちにそのプレイヤーの勝利となります。
これがゲームに適度な緊張感と駆け引きを与えていて、ここにタイルを置けば相手は赤三角を完成させないためにここに置かざるを得ず、そしたらここに置いて得点ゲットだぜ、みたいな事ができます。
感想
ルールはとことんシンプルなので20秒で説明が終わります。1ゲームも最高でも48手で絶対にゲームが終わるので長くて30分程度です。シャッと2人で遊ぶのに良いです。
シンプルなルールですが赤タイルが絶妙な緊張感を持っていてなかなかに楽しいです。
が、ボード? が不定なのと三角形なのが相まって、苦手な人はとことん苦手かもしれません。
多分もう流通してないですが、24枚×2色+赤1の49枚の三角形を用意できれば直ぐ遊べるので自作のハードル低いです。保管が大変かもしれないですがモザイクタイルとかならシャッと用意できるのでは。
是非遊んで頂きたい。
あとGIPF好きとしては棋譜性が気になります。赤タイルを原点として相対的な座標とればいけるかな?
あ、三角形じゃないですが面白かったので共有しておきます。Hexagonal Grids
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