3/25 RAZOR

昨日の夜にNIからRAZORでたよ!ってメールがあったのでついつい買ってしまいました。
今月バイトなくってニートなのに…
ちゃんとKOMPLETE届けてくれないNIが悪いよ!!!
いや多分NIは悪くありませんが…。

で、使い心地ですが、これがなかなか難しいです。
オシレーターの波形は14種類で、基本のsaw-pulseはもちろん、hooverやformant、primeやsick pitchbendとかいう謎の波形まであります。
加算シンセと言ってはいますが、ここで直接倍音いじれるわけではないです。

フィルターは、フィルター1のローパス系フィルターを通過した後フィルター2で特殊なフィルターをかけて倍音変える感じです。
フィルター2に用意されているフィルターが1とは違って、コムやunisono noiseとかいう変な掛かり方をするフィルターばかりで面白いです。
加算シンセって自分で倍音成分いじれたりして自由度高いですが、どんな倍音が気持ちよく聞こえるのかとかよくわかってないと思い通りの音が出せなかったりするので大変です。
RAZORはフィルターかけて纏めて倍音弄ってやるよみたいな感じで簡単に倍音いじれる様になってます。

フィルターかけた後はdissonance effectとかいうのが掛かります。
これがまた特徴的で、ここも加算シンセらしく倍音成分を直接いじれます。
基本的にはフリーケンシーシフターみたいに倍音を移動させる物なんですが、その移動のさせ方がいろいろ選べます。
アマウントによって出音がかなり違ってしまいまい、それこそ不協和音のような感じにもなります。
プリセットをざっと見た感じだと、モジュレーションでノートオンの瞬間に一瞬だけ掛けるみたいな使い方が良いっぽいです。
いやしかしほんとうに変態的な音が作れます。

その後にステレオ系エフェクト、コンプを通して発音されます。
それぞれの大きいノブの下には小さいノブが付いていて、ここからMASSIVEのようにモジュレーションをかけられます。
ADSRエンベロープが3基とLFO2基とEchoという、ディレイの掛かったステッパーが1基、サイドチェインが1基、あとmidiトラッキング系とピッチトラッキング系のモジュレーションで14種類のモジュレーションを好きに選べます。

マニュアルによれば、オシレーター、フィルター、エフェクトを全部まとめてひとつのオシレーターとして見るように作っているようです。
一日弄ってた感想としては凄く太い音が作れます。
イニシャルプリセット群みたいな所にワブルベースプリセットがめっちゃあって、ガン推ししてるのが凄くよくわかります。
ワブれよ!!
あと倍音成分が直接見れるのが凄くいいです。ってかかっこいい。
クールビューティーツン殺系シンセ。
ツン殺ってなんじゃ。